中古物件における瑕疵担保に関する訴訟

  • CASE1279
  • 2025年07月07日更新
  • 個人
  • 個人施主
  • 契約不適合責任

ご相談に至った経緯

相談者は中古物件を購入し引渡しを受けましたが、購入後、水道漏水とシロアリ被害が発生しました。売主との契約書には「瑕疵担保」の条項があり、相談者は瑕疵担保の適用を求めて、ベリーベストに相談されました。
売主側も弁護士を付けており、交渉が難航している状況でした。
ベリーベスト法律事務所の弁護士は、相手方の弁護士への対応、交渉、示談書の作成、費用請求などを行い、事件を解決に導きました。

ご相談内容

1. 水道漏水とシロアリ被害が契約時に存在していた瑕疵であるか。
2. 「瑕疵担保」の条項が適用される範囲、特に費用負担の程度はどのくらいなのか。
3. 契約書記載の「現状有姿」特約と瑕疵担保の条項との間で発生する解釈の違いについて。
4. 売主側の「建物購入価格のみを上限とする」との主張に対する、相談者側の「建物と土地は一体であり、建物購入価格のみでの評価は不当」と反論したことについて。

ベリーベストの対応とその結果

1. 相談者から物件購入時の瑕疵に関する相談を受ける。
2. 契約書の内容、相手方側の主張を整理し、相談者に状況説明と今後の対応方針を伝える。
3. 相手方弁護士との交渉を開始し、示談書作成に向けて協議。
4. 漏水とシロアリ被害に関する責任、費用負担について、双方合意できる内容を交渉。
5. 示談書を双方に署名、相手方へ示談内容に基づく返金手続きを行い、事件の解決に至る。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)