年金受給者であっても粘り強く交渉することで、休業損害や逸失利益を獲得

  • CASE1230
  • 2025年02月28日更新
男性
  • 70代
  • 男性
  • 主夫
  • 高次脳機能障害
  • 示談交渉
  • ■後遺障害等級7級4号
  • ■傷病名外傷性くも膜下出血、顔面挫創、急性硬膜外血腫、左頬骨骨折
  • 最終示談金額518万7928円

ご相談に至った経緯

Aさんが原動機付自転車を運転し直進していたところ、左側の駐車場から出てきた相手方の自動車と衝突してしまいました。
事故後、Aさんは救急搬送され、その後2週間の入院となりました。診察の結果、Aさんは外傷性くも膜下出血、顔面挫創、急性硬膜外血腫、左頬骨骨折などの重症を負ってしまいました。

Aさんは重症を負ったことから、今後の損害賠償について適正に支払われるか不安に感じ、弊所にご相談いただきました。

ご相談内容

Aさんからは、①外傷性くも膜下出血及び急性硬膜外血腫が認められることから適正な後遺障害が認定されるのか、②Aさんは男性の年金受給者であり、妻と二人暮らしであるが、休業損害や逸失利益は認められるか、とのご相談をいただきました。

ベリーベストの対応とその結果

①については高次脳機能障害となる可能性が高いことから、相談時からご家族の方にAさんの日常生活の様子について、事故前と比べて些細な変化でもあっても日記等に記録をしていただくように指示をしました。
その後、後遺障害診断書を医師に作成いただく際に医師宛にその記録も同封しました。その結果、後遺障害については7級4号が認定されました。

②については、当初、相手方保険会社は年金受給者であることから休業損害や逸失利益については否認してきました。
そこで、Aさんの居住状況や事故前の生活状況、していた家事の内容を詳細にお聞きし、それをもとに相手方保険会社と粘り強く交渉しました。その結果、相手方保険会社は当方の主張を一定程度考慮し、休業損害や逸失利益が認められました。

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